映画【牛首村】の場所は石川県白峰村？実在するモデル地をまとめてみた

清水崇監督の人気作品、恐怖の村シリーズの第3弾『牛首村(うしくびむら)』が決定しましたね！

主演に木村拓哉さんと工藤静香さんの娘・Kōkiさんを抜擢したことが話題になる一方で、
映画のタイトルになっている『牛首村』の場所についても注目が集まっています。

北陸に実在する場所と言われていますが、現段階ではどこが舞台になっているのか明らかになっていません。

そこで今回は、実在する牛首村の場所やモデル地はどこなのか調べてみました！

映画【牛首村】の場所は石川県白峰村？

今回の映画は、北陸に実在する最凶の心霊スポットが舞台という情報のみ公開されています。

タイトルの『牛首村』という村が実在するのか調べたところ、石川県白山市白峰(しらみね)にある村が旧牛首村と呼ばれていた場所だったことが判明しました。

白山市白峰は、2005年に複数の市町村が合併しできた地名。

白峰村は日本有数の豪雪地帯で、牛首紬という伝統の紬織物を生産していることでも有名なんだそう。

また自然豊かな場所なので、四季に合わせたイベントを開催するなど観光地としても人気のスポットのようですよ。

現在の白山市白峰(旧牛首村)の画像がこちら。

この『牛首』という名前の由来は、守護神として牛頭天王・十二神将などを祀ったことからきており心霊とは全く関係のない土地のようです。

神を祀った神聖な場所が、ホラー映画のタイトルになっているのは少し不思議な感じがしますね。

映画【牛首村】の実在するモデル地はどこ？

『牛首村』が実在することは分かりましたが、どうやらその場所自体は心霊とは関係がないそうです。

では映画のモデル地となった実在する最凶の心霊スポットとはどこなのでしょうか？

調べていくと牛首村がある場所とは離れますが、同じ石川県に『牛首』や『首』という名前がつく心霊スポットがあることが分かりましたのでどんな場所かみていきたいと思います。

実在するモデル地①牛首トンネル

石川県には、テレビでも紹介されるほど地元では有名な『牛首トンネル』という名前の心霊スポットがあるようです。

牛首トンネルのある場所は、石川県の河北郡津幡町。

牛首村とは離れており、正式名称では宮島隧道と呼ばれています。

牛首トンネルで起こると言われている心霊現象がこちら

他にもこのトンネルを訪れると事故を起こす可能性が高いなど様々な噂があるようです。

牛首トンネルにはお地蔵さまが安置されており、夜に訪れると恐怖が倍増するんだとか….

映画のポスターにも首のないお地蔵さまが写っていたので、実際の心霊スポットである牛首トンネルが題材になっている可能性は高そうですね。

実在するモデル地②首洗地

石川県には、牛首トンネル意外にも危険で怖い心霊スポットと呼ばれている場所があります。

それが加賀市柴山町にある『首洗池』です。

この首洗池は、過去に討ち取られた武将の首が洗われた池であるという事件性のある出来事が名前に由来しています。

首洗池で語られている都市伝説はこちら

首洗池には、首を抱えて泣いている銅像などがあり幽霊ではないですが、夜に見ると恐怖を感じてしまうそうです。

更に実際に訪れた人によると、

・夏の昼間なのにヒンヤリとした空気で、この場所だけ薄暗く感じた
・鏡のように静かな池の水面が不気味だった

といった声も。

また井戸跡を覗くと兵士達の合戦の音が聞こえるという噂もあり、昼夜問わず妙な雰囲気が漂っている場所のようですね。

今回の映画では、『北陸には数多くの心霊スポットが存在。そんな最恐スポットを舞台にした恐怖の村シリーズ第3弾』と公式で発表されていますので、この首洗池が登場する可能性もあるかも知れません。

映画【牛首村】の場所まとめ

映画『牛首村』の題材となった実在する北陸の最凶心霊スポットは、石川県であることは間違いなさそうですね。

恐らく旧牛首村と呼ばれていた白峰村や心霊スポットで有名な牛首トンネルが関係しているのではないでしょうか。

また清水崇監督が「実在する地を拠点にしつつ、あえて実態不明の怪談『牛の首』に焦点を当てる」と語っていることから、 牛の首怪談をベースに複数の心霊スポットを絡めた作品になるのではとも推測できます。

大人気シリーズの第３弾、どんな内容になるのか期待が高まりますね。

実際どこが使われているのか気になる方は、是非映画館で確認してみてくださいね！