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真鍋淑郎の経歴プロフィールまとめ!東大出身の超エリート研究員だった

2021年のノーベル物理学賞を受賞した、真鍋淑郎(まなべ しゅくろう)さんが話題になっていますね!

真鍋淑郎さんは日本生まれですが、国籍はアメリカであることが判明し、更に注目を集めています。

純日本人でありながら、アメリカ国籍を持つ真鍋淑郎さんとは一体どんな方なのか気になります。

そこで今回は、真鍋淑郎さんのプロフィールや経歴・受賞歴も調査してみました!

真鍋淑郎の経歴プロフィールまとめ!

真鍋淑郎さんの経歴プロフィールをまとめてみました!

真鍋淑郎のプロフィール

真鍋淑郎出典:TBS NEWS

真鍋淑郎 プロフィール
  • 名 前:真鍋 淑郎(まなべ しゅくろう)
  • 生年月日:1931年9月21日

  • 年 齢:90歳(2021年10月時点)

  • 出身地:愛媛県宇摩郡新宮村(現四国中央市)

  • 移住地:アメリカ

  • 国 籍:アメリカ

  • 学 歴:以下
    愛媛県立三島高等学校
    東京大学理学部地球物理学科
    東京大学学院博士課程終了

  • 職 業:気象学者

真鍋淑郎さんは愛媛県出身の純日本人ですが、1958年にアメリカ国籍を取得している為、国籍は日本ではありません。

アメリカ国籍を取得した理由は公表されていませんが、ネット上では大学院卒業後の就職先がアメリカだったからではないかと推測されているようです。

一部ではこんな意見も。


過去にノーベル賞を受賞していた日本人も、アメリカ国籍だった事例があるようですね。

真相はわかりませんが、アメリカへ渡ることになった真鍋淑郎さんの経歴を詳しくみていきたいと思います。

真鍋淑郎の経歴

真鍋淑郎出典:Twitter

真鍋淑郎さんの経歴がこちらです。

経歴内容
1953年 東京大学理学部卒業
1958年 東京大学大学院博士課程修了
1958年
(渡米)
アメリカ海洋大気庁(当時:気象局)の研究員となる。
1958年 アメリカ国籍を取得
1963年 アメリカ国立気象局上級研究員となる
1968年 プリンストン大学客員教授を兼任
1997年
(日本へ帰国)
科学技術庁地球フロンティア研究システム地球温暖化予測研究領域長となる
2001年
(再渡米)
プリンストン大学上席研究員になる

真鍋淑郎さんは、東京大学院を卒業後、すぐに渡米しアメリカ海洋大気庁へ研究員として就職しています。

真鍋淑郎出典:Twitter

その後、プリンストン大学客員教授も兼任し、世界で初めて『大気海洋結合大循環モデル』と呼ばれる計算方法を開発した人物です。

特に地球温暖化の研究では、第一人者として世界的に有名なんだそうですよ!

一時日本に帰国されていましたが、現在はプリンストン大学の上席研究員としてアメリカに在されています。

真鍋淑郎は東大出身の超エリート研究員だった 

真鍋淑郎出典:Twitter

真鍋淑郎さんは、ノーベル賞以外にもこれまで様々な権威ある賞を受賞されています。

1989年には、数値モデルによる地球温暖化予測の研究が『科学雑誌ネイチャー』に掲載されたことも。

科学雑誌ネイチャーは、世界で最も読まれ、最も権威のある学術ジャーナルの1つです。

そんな研究者として長年活躍し続けている、真鍋淑郎さんの受賞歴もまとめてみました。

受賞歴
1966年 藤原賞(日本気象学会)
1967年 Clarence Leroy Meisinger賞(アメリカ気象学会)
1970年 米商務省ゴールド・メダル
1991年 カール=グスタフ・ロスビー研究賞(アメリカ気象学会)
1992年 第1回ブループラネット賞
1993年 Roger Revelle Medal(アメリカ地球物理学連合)
1995年 朝日賞
1997年 ボルボ環境賞
2007年 マギル大学より名誉博士号
2010年 ウィリアム・ボウイ・メダル (アメリカ地球物理学連合)
2015年 ベンジャミン・フランクリン・メダル
2016年 BBVA Foundation Frontiers of Knowledge Award
2018年 クラフォード賞
2021年 ノーベル物理学賞

真鍋淑郎出典:Twitter

2015年の『ベンジャミン・フランクリン・メダル賞』は、アメリカのノーベル賞と言われる名誉ある賞。

2018年の『クラフォード賞』も、スウェーデン王立科学アカデミーが顕著な功績を残した研究者に贈る世界的に権威のある科学賞です。

真鍋淑郎さんがどれだけ凄い方なのか分かりますね!

真鍋淑郎のノーベル賞受賞に世間の声は?

真鍋淑郎出典:TBS NEWS

ノーベル物理学賞を受賞した、真鍋淑郎さんへの世間の声もまとめてみました!


喜びの声と共に、日本人国籍ではない事を危惧している人も多いようですね。

アメリカは日本に比べ、研究に没頭できる環境が整っている為、日本の優秀な研究者は移住してしまうのかも知れません。

優秀な人材の海外への流出を防ぐ為には、日本の研究にかける費用や人員の見直しを行なって行く必要がありそうです。